オープンソースのコア mihomo · 全プラットフォーム対応クライアント

Clash 全プラットフォームクライアントのダウンロードと設定

デバイスに合ったクライアントを選び、サブスクリプションの取り込み、ルールによる振り分け、接続の確認を行います。

  • コアmihomo
  • コアのライセンスGPL-3.0
  • 設定形式YAML
設定と通信の流れ

Clashのルールとコア機能

クライアントは設定の取り込みや各種スイッチの表示、接続の管理を担い、mihomoコアはルールの解析、プロキシ接続の確立、DNSの処理を行います。まず役割の違いを把握し、変更が必要な箇所を見極めましょう。以下の例は構文の理解を目的としたもので、サブスクリプションをそのまま置き換えられる完全な設定ではありません。

最初に一致したルールを適用

ルールモードでは、ドメインやアドレス、ルールセットに処理方法を割り当てます。コアは上から順に確認し、一致した時点で判定を終了するため、具体的なドメインは広範なルールより前に、最終的なフォールバックルールは最後に配置します。DIRECTは直接接続、REJECTは拒否を意味します。プロキシを使う場合は、設定に実在するノードまたはプロキシグループを指定してください。グローバルモードと異なり、ルールモードでは用途ごとに異なる接続先を選べます。通信経路が想定と異なる場合は、まず接続ログで適用されたルールを確認し、複数の条件を同時に変更せず、順序を見直しましょう。

mode: rule
rules:
  - DOMAIN-SUFFIX,example.org,DIRECT
  - DOMAIN,blocked.example,REJECT
  - MATCH,DIRECT
ルールの構文と優先順位を確認 →

OSに合ったClashクライアントを選ぶ

まずOSとCPUアーキテクチャを確認し、クライアントの画面や機能を比較しましょう。名前が似ていても、インストーラーや設定の拡張方法、更新方法が同じとは限りません。初めて使う場合はClash Plusを候補として比較できます。LinuxデスクトップではClash Verge Revを確認してください。インストーラーの詳細はダウンロードページにまとめており、トップページからは各プラットフォームの入口を案内しています。

Windows

まずシステム情報でCPUの種類を確認してください。インストール後にサブスクリプションを取り込み、プロキシグループが使えることを確認してからシステムプロキシを有効にします。より多くのアプリの通信を取り込む必要がある場合に限り、サービスモードやTUNを設定しましょう。ファイアウォールの警告、ポートの競合、残存するプロキシ設定は、それぞれ個別に確認してください。アーカイブ版は古い環境との互換性が必要な場合に限って使い、保守が終了したソフトウェアを新しいデバイスの標準選択にしないでください。

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macOS

「このMacについて」でAppleシリコンかIntelプロセッサかを確認し、対応するビルドをダウンロードしてください。初回起動時は、システムの案内に従ってネットワーク関連の機能を許可し、メニューバーの状態と現在の設定を確認します。スリープからの復帰後やネットワークの切り替え後に接続できない場合は、プロキシとネットワークサービスの状態を確認してください。ClashX Metaのアーカイブ版は、現在もメンテナンスされているクライアントとは分けてダウンロードページに掲載しています。

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Android

デバイスのアーキテクチャに合ったインストーラーを選びましょう。接続を開始する際は、システムのVPN許可を確認してください。同じユーザー環境で複数のVPNサービスを同時に実行できない場合があります。バックグラウンドで接続が切れる場合は、バッテリー最適化、バックグラウンド動作、メーカー独自の省電力制限を確認します。アプリごとのプロキシ設定とデバイス全体の通信取り込みは範囲が異なるため、変更後は対象のアプリで実際に動作を確かめてください。

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iOS

Clash PlusはApp Storeからインストールできます。公式サイトはclashplus.ioです。サービス提供元が対応する設定を取り込んだら、システムのVPN許可とプロキシの選択を確認してください。接続の可否は、サブスクリプションの有効性やノードへの到達性、利用中のネットワークにも左右されます。システムにVPNアイコンが表示されても、すべてのリクエストが想定どおりに振り分けられているとは限りません。

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Linux

デスクトップ環境ではClash Verge RevまたはFlClashを選び、ディストリビューションに合ったパッケージ形式を確認してください。システムプロキシが反映されるかどうかは、デスクトップ環境とアプリの対応状況によって異なります。コマンドラインツールでは個別の設定が必要な場合もあります。サーバーやルーターではmihomoコアを利用し、デスクトップ画面を導入せずにサービス管理や設定ディレクトリ、権限を構成できます。

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サブスクリプションの取り込みと初回接続

クライアント自体はプロキシサービスではありません。始める前に有効なサブスクリプションURLまたは設定ファイルを用意し、サービス提供元が選んだクライアントの設定形式に対応していることを確認してください。URLをよく知らない変換サイトに入力するのは避けましょう。アカウントのリソースにアクセスするための認証情報が含まれている場合があります。

  1. クライアントをインストールして設定を取り込む

    クライアントの設定またはサブスクリプション画面を開き、リンクから取り込むか、ローカルファイルから読み込みます。保存後、設定の読み込みを待ち、プロキシグループやノードが表示されるか確認してください。解析エラーが表示された場合は、ダウンロードしたものが設定テキストであり、ログインページやエラーメッセージ、別のクライアント用の形式ではないことを確認します。確認が済むまではシステムプロキシを有効にしないでください。

  2. プロキシを選び、接続方法を有効にする

    プロキシグループで利用可能な接続先を選び、通常はルールモードで使い始めましょう。デスクトップではシステムプロキシを有効にし、モバイルでは案内に従ってVPN接続を許可します。TUNが必要な場合は個別に有効にして、権限を確認してください。一度に変更する設定は一つに絞り、元の状態へ戻せるようにしておくと、ノードの問題と端末側のルーティングの問題を切り分けやすくなります。

  3. 通信を確認して、トラブル調査に必要な情報を残す

    実際に使うウェブサイトやアプリにアクセスしながら、接続画面で適用されたルールと接続先を確認します。さらに、直接接続するはずの宛先も試し、すべての通信が同じ経路を通っていないことを確かめましょう。遅延テストに成功してもページを開けない場合は、DNSや接続先のサービス、アプリのプロキシ対応状況を確認してください。クライアントを終了する前にシステムプロキシを無効にし、接続できないローカルのプロキシ設定が残らないようにします。

設定ガイドをすべて見る →

コードとメンテナンスの範囲

Clashエコシステムとオープンソースのmihomoコア

クライアントを選ぶ際は、プロジェクト名、コアの機能、サービス提供元を区別しましょう。同じスイッチでも、クライアントによって実装が異なる場合があります。設定項目に対応しているかどうかは、実際に使われるコアと各プロジェクトのドキュメントで確認してください。

プロジェクトの変遷と名称の違い

Clashのエコシステムには、プロキシコア、GUIクライアント、設定ツールなど、さまざまなプロジェクトがあります。オリジナルのClashプロジェクトが公開メンテナンスを終了した後も、コミュニティでは互換性のある設定や新機能に対応する実装の開発が続いています。mihomoはClash Metaのコア開発を引き継いでいます。名前にClashが含まれていても、同じチームが保守しているとは限らず、同一のコアを使っているとも限りません。プロジェクトの状況を判断する際は、名前だけを比べず、それぞれのリリース履歴や課題の議論、ドキュメントを確認しましょう。

オープンソースライセンスと公開資料

mihomoのコードはGPL-3.0ライセンスで公開されており、リポジトリではソースコード、課題管理、リリース履歴を確認できます。機能変更の把握や既知の問題の調査、設定構文の確認に役立ちます。ただし、コアがオープンソースだからといって、すべてのGUIクライアント、ストアアプリ、サブスクリプションサービスが同じライセンスを採用しているわけではありません。コードを使用、改変、再配布する場合は、各プロジェクトのライセンス条項を確認してください。通常の利用であれば、公開ドキュメントをトラブル調査に活用でき、自分でビルドする必要はありません。

クライアント、コア、サブスクリプションサービス

GUIクライアントは操作内容を設定に反映し、ログや接続状況、プロキシの選択肢を表示します。コアは実際の通信を処理し、サブスクリプションサービスはノードや関連パラメーターを提供します。クライアントをインストールできても、サブスクリプションが有効とは限りません。また、ノードのテストに成功しても、特定のサービスが必ず使えるとは限りません。問題が起きたら、設定のダウンロード、設定の解析、ネットワークへの接続、接続先との通信のどの段階で失敗したかを切り分けましょう。アカウントの期限切れや接続先サイトの制限を、端末の設定問題と混同せずに済みます。

更新の順序と元に戻す方法

クライアント、コア、サブスクリプション、ルールデータベースの更新は、それぞれ別の操作です。更新前に現在使えている設定とカスタムオーバーライドを保存し、変更内容を確認してから、既存のルールやよく使うアプリの動作を検証しましょう。新しい設定を読み込めない場合は、最後に動作していた設定へ戻します。特定のサイトだけで問題が起きているなら、クライアント全体をすぐに再インストールせず、まず適用されたルールを確認してください。長期的に使うカスタム設定は、サブスクリプションの更新で上書きされないよう、クライアントが正式に対応するオーバーライド機能に保存しましょう。

設定の仕組みとプラットフォーム別のトラブル解決記事

まず基本の接続を確認してから、問題に合った記事を参照してください。遅延の数値、システムプロキシの状態、適用されたルールの記録は、それぞれ異なる段階を示します。一つの指標だけで接続全体が正常かどうかは判断できません。

プラットフォーム導入

Windows版Clashのインストールから接続まで:ファイアウォール、UAC、システムプロキシのトラブル解決

インストーラーの選び方からサービスモードの許可、システムプロキシの有効化まで順を追って解説します。セキュリティソフトによるブロック、ポートの競合、UWPのループバックなどを取り上げ、問題が発生した段階に応じた確認方法を紹介します。

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